Bandicutの製品版と無料版の違いは?制限と料金を比較

Bandicutの無料版と製品版の3つの違いを紹介する記事のアイキャッチ

「Bandicutは無料版のままでも動画を編集できる?」
「製品版を買うと、何が変わるの?」
こんなお悩みはありませんか?

動画編集にBandicutを使いたくても、無料版でできることや、購入が必要かは分かりにくいですよね。

この記事では、Bandicutの製品版と無料版の違い、料金、仕事で使う場合の条件を紹介します。

Bandicutの製品版と無料版の違い

Bandicutの製品版と無料版では、出力した動画のロゴ、高速モードの対応形式、出力速度が異なります。

Bandicutのカット・結合や音声抽出は無料版でも試せますが、出力結果には次の違いがあります。

比較項目 無料版 製品版
動画に入るBandicutのロゴ あり なし
高速モードの対応形式 AVI・MP4・MOV 無料版の3形式に加え、MKV・TS・WMVなど
カット・結合時の出力速度 標準 高速
動画のカット・結合 試せる 使える
MP3音声の抽出・再生速度の変更 試せる 使える
高速モード・変換モードの選択 試せる 使える

高速モードの対応形式にも、映像や音声の形式による例外があります。

出典:Bandicut無料版と製品版の違い

無料版は、使用許諾契約により購入前の動作確認に限って利用できます。

出典:Bandicam Company ソフトウェア使用許諾契約書・第1条

出力した動画にロゴが入るか

無料版で保存した動画には、Bandicutのウォーターマーク(製品のロゴ)が入ります。

製品版を購入してライセンス認証を済ませると、Bandicutのロゴを付けずに動画を保存できます。

例えば、取引先へ納品する動画や、自分の作品として公開する動画では、製品版でロゴなしのファイルを書き出せます。

ただし、購入前に無料版で保存した動画から、ロゴが自動で消えるわけではありません。

すでにロゴが入った動画は、製品版でロゴの区間を除いて再出力するなどの対応が必要です。

出典:Bandicutのロゴを消す方法

高速モードで扱える動画形式

無料版の高速モードはAVI・MP4・MOVに対応し、製品版ではMKV・TS・VOB・WMV・WebMなども扱えます。

高速モードは、映像を圧縮し直す処理を抑えて、画質を劣化させずにカットや結合を行う方式です。

MP4やMOVでも、無料版ではMPEG-4・HEVCの動画を高速モードで扱えません。

MPEG-4やHEVCは、映像を圧縮・復元する方式であるコーデックの種類です。

ファイル名の末尾が.mp4でも、無料版の高速モードが使えない動画があります。

製品版でも、映像・音声のコーデックによっては高速モードを使えません。

複数の動画を高速モードで結合するには、解像度やコーデックなどの一致も必要です。

高速モードに対応しない動画の編集や、仕様の異なる動画の結合には、映像を変換し直す変換モードを使います。

出典:Bandicutの高速モード利用時の注意

動画のカット・結合時の出力速度

Bandicutは無料版よりも製品版のほうが、カット・結合した動画を速く出力できます。

動画の形式や編集モードによって出力時間は変わるため、製品版にすると何秒短くなるかは一律には決まりません。

出力する本数が多い場合は、ロゴを消せることに加え、保存にかかる時間も製品版を選ぶ理由になります。

Bandicut製品版の料金とライセンス

Bandicutの製品版は、個人で非営利目的に使うか、仕事で使うかによって購入するライセンスが変わります。

  1. 個人で非営利目的に使うなら年間版か永続版
  2. 仕事で使う個人や法人はビジネス版

個人で非営利目的に使うなら年間版か永続版

家族の動画や、収益を得ていない個人のSNSに投稿する動画の編集には、個人ライセンスを選べます。

Bandicutの個人ライセンスを、1台のパソコンで使う場合の料金は次のとおりです。

ライセンス 表示価格 利用期間
個人・年間 2,990円 購入日から1年間
個人・永続 4,990円 購入した版を期限なく利用

料金は2026年10月19日に日本語の公式購入ページで確認した、1台用の割引表示価格です。

確認日時点で購入できる個人向け永続ライセンスの対象は、Bandicut 2027です。

出典:Bandicut製品版ライセンスの購入ページ

年間版は1年単位で利用し、契約中は最新版への更新とテクニカルサポートを受けられます。

永続版は買い切りで、購入した版を期限なく使えます。

ただし、永続版の無償アップデートは購入した版の範囲内に限られ、無償サポートも最初の1年間です。

将来の新しい版まで追加料金なしで使える契約ではありません。

最新版への更新とサポートを継続して受けたいなら年間版、購入した版を長く使いたいなら永続版が選択肢になります。

仕事で使う個人や法人はビジネス版

フリーランスが仕事の動画を編集する場合も、個人ライセンスではなくビジネスライセンスが必要です。

例えば、収益化したYouTube動画や、報酬を受け取るPR案件はビジネス利用に当たります。

職場のマニュアル動画の制作も、ビジネスライセンスの対象です。

法人・団体・教育機関などでの使用も、営利・非営利を問わずビジネスライセンスの対象です。

現在、ビジネス向けに販売されているのは年間ライセンスで、個人向けのような永続版はありません。

ビジネスライセンスの1台・1年間の割引表示価格は4,990円です(2026年10月19日確認)。

購入画面では1〜5年の利用期間と使用するパソコンの台数を選べます。

出典:Bandicut製品版ライセンスの種類

Bandicutの製品版と無料版のよくある質問

Bandicutの試用期限や画質、製品版への変更について回答します。

無料版はいつまで試せますか?

Bandicutの無料版には試用期限がなく、繰り返し動作を試せます。

無料版の利用目的は、購入前の動作確認に限られます。

自分のパソコンと動画で、編集から保存まで問題なく行えるかを確かめられます。

製品版を買うと画質は良くなりますか?

製品版に変えるだけで、元の動画の画質が良くなるわけではありません。

無料版でも対応する動画には高速モードを使え、映像を変換し直さずに編集できます。

無料版で画質や音質に問題が出る場合は、製品版を購入しても改善するとは限りません。

製品版に変えるときは再インストールが必要ですか?

無料版と製品版は同じプログラムです。

製品版に変えるためだけの再インストールは不要です。

購入後にメールで届くライセンス情報を使って、インストール済みのBandicutで認証すると無料版の制限が解除されます。

出典:Bandicutのインストール

MacでもBandicutを使えますか?

BandicutはWindows向けのソフトです。

Mac用のBandicutは提供されていません。

同じ会社の録画ソフト「Bandicam」にはMac版がありますが、Bandicutとは別の製品です。

出典:Bandicutの対応OS・ダウンロード

まとめ|Bandicutの製品版と無料版の違い

Bandicutの無料版では、カット・結合などの主要機能を試せます。

製品版との違いは、動画に入るロゴ、高速モードの対応形式、出力速度です。

購入前は無料版で自分の動画を編集・出力し、映像や音声に問題がないか確かめられます。

個人が趣味などの非営利目的で使うなら、個人ライセンスを選べます。

フリーランスの仕事や収益化した動画に使う場合は、ビジネスライセンスが必要です。