AIスライド作成ツールおすすめ8選|無料の範囲とPowerPoint出力を比較

AIスライド作成ツールの比較記事。ノートパソコンで資料を作る作業机

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「日本語の提案書を作るなら、どのAIを使えばいい?」
「無料で作ったスライドを、PowerPointのファイルで渡せる?」
こんなお悩みはありませんか?

AIを選ぶ前に、資料を作れる範囲と、取引先へ渡す方法まで知りたいですよね。

この記事では、AIスライド作成のおすすめ8サービスの特徴と、無料の範囲、料金、編集方法の違いを紹介します。

AIスライド作成ツールとは

AIスライド作成ツールは、テーマや文章、手元の資料を入力して、プレゼン資料の構成・本文・デザインを自動生成する道具です。

ブラウザで資料を作る専用サービスと、普段の資料作成ソフトにAI機能を追加する方法があります。

AIが作る範囲は、文章だけ、スライド一式、既存資料の修正など、サービスごとに異なります。

AIスライド作成ツールの選び方

AIスライド作成ツールは、日本語の編集、無料の範囲、受け渡す形式、作業するソフトで比べられます。

  1. 日本語で生成した文章を編集できる
  2. 無料の生成枠と出力条件を比べる
  3. PowerPointで再編集できる形式を選ぶ
  4. 使い慣れた資料作成ソフトで選ぶ

日本語で生成した文章を編集できる

日本語の業務資料には、AIが作った日本語を自分で書き直せるツールを選びましょう。

画面が日本語でも、生成される文章の言語まで同じとは限りません。

試すときは、日本語で作るように指示し、業界用語と取引先の表記が合うかを見てください。

本文を直接直せるサービスなら、専門用語の説明を加えたり、長い文を短くしたりできます。

文章を画像にした資料では文字を一部だけ直しにくいため、文字の編集方法も選ぶ基準になります。

無料の生成枠と出力条件を比べる

AIで無料生成できる範囲と、生成した資料を無料で出力できる範囲は別です。

無料プランには、作れる資料数、AIを使う回数、利用枠などの上限があります。

ブラウザで見られてもファイル出力が有料のサービスや、無料出力にロゴが付くサービスもあります。

取引先へファイルを渡す人は、生成だけでなく出力まで含めた料金で比べましょう。

無料の生成枠が繰り返し補充されるか、初回だけ付くかでも、継続して使える範囲は変わります。

PowerPointで再編集できる形式を選ぶ

取引先がPowerPointで資料を直すなら、PPTX形式で受け渡せるAIを選びましょう。

PPTXは、PowerPointで開くスライドのファイル形式です。

PDFや画像は見た目を渡せますが、テキストやグラフをPowerPoint上で編集する用途には向きません。

PPTX出力に対応していても、文字や図がどこまで編集できるかはサービスによって異なります。

契約前に出力形式を見たうえで、試したファイルを受け取る側のソフトで開くと、必要な修正範囲が分かります。

使い慣れた資料作成ソフトで選ぶ

普段の資料作成ソフトで編集を続けるなら、そのソフト内で生成できるAIを選びましょう。

ブラウザで作る専用サービスは、生成したあと、ファイルを別のソフトへ移す方法を取れます。

既存ソフト内のAIなら、いつもの編集画面でプレゼン資料を直し、保存できます。

Googleスライドで共同編集する仕事か、PowerPointファイルを納品する仕事かで、仕上げる場所を決めましょう。

すでに契約しているソフトにAIが含まれている場合は、追加契約なしで使える機能から試せます。

おすすめのAIスライド作成ツール8選

日本語の業務資料を作るならイルシル、無料で生成とPPTX出力を試すならGammaから検討できます。

PowerPoint内で作業を続けるなら、CopilotやPlus AIを比べてください。

サービス 向いている用途 無料の生成枠と出力 日本語の生成 個人向けの月払い例 PowerPointでの受け渡し
イルシル 日本語の提案書・報告書 資料3個まで、AIデザイン月3枚、無料プランのファイル出力なし、年払い新規契約には別に3日試用 日本語で作成・編集 パーソナル1,848円/月(税込) パーソナル以上でPPTX・PDF出力
Gamma 無料で生成とファイル出力を試す 登録時400クレジット、1回最大10枚、PPTX・PDF出力可、Gammaロゴ付き 日本語で作成・編集 Plus1,800円/人・月、地域により税金が加算される場合あり 無料プランからPPTX出力、ロゴの削除はPlus以上
Canva 画像・配色を自分で選ぶ 無料版0円、AIの利用枠に上限あり、有料素材は別条件 日本語で作成・編集 有料プランあり PPTX・PDF出力対応、選んだ素材の利用条件による
Gemini Googleスライドで仕上げる 無料版あり、Canvasでスライド作成・Googleスライド出力 日本語で指示・生成 Google AI Pro2,900円/月 Googleスライドへ出力後、PPTX形式でダウンロード
Copilot PowerPoint内で作成・編集する 無料WebチャットとPowerPoint内のAIは別 日本語で指示・生成 Microsoft 365 Personal2,130円/月(公式表示価格)、税額は決済時に確認 PowerPoint内で作成・保存、対象のMicrosoft 365契約が必要
Genspark 調査を含めた資料作成 100クレジット/日、無料はWeb発表・リンク共有のみ 日本語生成対応 Plus24.99米ドル/月 Plus以上でPPTX・PDF・Googleスライド出力
Manus 文書・データから資料を作る 300クレジット/日、Agent 2.0 Lite、無料生成とファイル出力の条件は別 言語指定可、Nano Banana Proは日本語対応(Pro・Team) Pro20米ドル/月から PPTX・PDF出力対応、無料プランで使える出力条件は契約画面で確認
Plus AI 既存スライドを書き直す 7日間の試用、1,000クレジット、カード登録が必要、終了後は自動課金 日本語を指定して生成・編集・翻訳 Basic15米ドル/人・月 PowerPoint・Googleスライド内で作成・編集

料金・利用枠は2026年10月9日に確認し、料金の例は月払いで比較しています。

クレジットは、AI処理に使う利用枠で、消費する量は処理内容によって変わります。

同じ指示文でGamma・イルシル・Canvaを試した結果

3サービスに、架空のWebサイト改善提案を「3枚で作る」と依頼しました。

今回はGammaとイルシルが金額・期間の数字を保持し、Canvaの完成画像では「50万円」の50と「8週間」の8が抜けていました。

見た目が整っていても、提出前に数字と条件を原文と照合する必要があります。

2026年10月21〜22日に各1回、追加課金なしで試した初回出力です。

この結果だけで、サービス全体の性能や成功率、速さを評価することはできません。

各AIに入力した文章は共通ですが、使用した機能や設定はサービスごとに異なります。

確認項目 Gamma イルシル Canva
指定3枚に対する出力 3枚 4枚(表紙を追加) 3枚
必須の数字の欠落 0件 0件 2件(金額50・期間8)
金額・納期の条件 予算上限と、全素材受領後の起算条件を保持 同じく保持 素材の受領条件は記載/金額の位置に「未確定見積もり」と表示
文章で直したい点 未提供の離脱原因を断定/成果を保証しない条件の書き方 未提供の離脱状況・成果を断定/見積もり前の承認と作業着手が混在 元の課題2点が不明確/成果の向上を断定
完了メッセージ確認まで 約98秒 約70秒 約130秒
今回できた無料の受け渡し PNG画像3枚を書き出し 4枚を閲覧専用リンクで共有/PDF・PPTX出力は有料案内 PNG画像3枚を書き出し/後のAI修正では有料案内

時間には下書きの承認や確認待ちも含みます。

AIの処理時間だけを測ったものではありません。

数字の別の値への変更と、未提供のアクセス数・改善率などの追加は、3サービスとも今回の出力では認めませんでした。

数字の欠落とは分けて確認しています。

完成見本を見る(未修正の初回出力)

GammaとCanvaは書き出した全3枚を公開しています。

イルシルは、ログイン不要で全4枚を閲覧できる共有原本です。

各AIが作った資料の原本は、以下から見られます。

Gammaの3枚目。予算上限50万円と全素材受領後8週間の条件を表示
Gammaの3枚目。金額・期間と、それぞれの条件が残っています。
Canvaの3枚目。税込と万円の間、約と週間の間の数字が欠落した初回画像
Canvaの3枚目。今回は「税込 万円」「約 週間」となりました。完了メッセージの説明と、実際の画像を照合しています。
入力した指示文と操作条件を見る

各サービスに配布ファイルの全文を入力し、出てきた構成を直さず生成しました。

配布ファイルは入力用の原文と同じ内容です。

比較には最初の完成出力だけを採用しています。

Canvaの追加修正は、初回出力と分けて記録しました。

3サービスに入力した指示文の全文を開く(TXT)

各AIの操作日と、使用した機能・設定は次のとおりです。

  • Gamma:10月22日、FreeプランのStandard/プレゼンテーションを使用。

    推奨されたClairièreを選び、標準画質でPNGを出力しました。

    Gammaの表示も残しています。

  • イルシル:10月21日、既存の無料アカウントを使用。

    構成作成時はプロモードのチェックとAIデザインONを確認しました。

    生成後まで設定が維持されたかは未確認です。

  • Canva:10月21日、Canva AIのプレゼンテーション生成を使用。

    構成を直さず生成し、PNGを出力しました。

    有料契約や無料体験は申し込んでいません。

時間は指示文の送信直前から、完了メッセージを初めて見た時点までです。

ログイン・初期案内は含めず、全ページを読み終えた時間でもありません。

確認項目と集計単位はイルシル・Canvaの初回出力後に明文化しました。

同じ項目の同じ問題は複数ページにあっても1件とし、金額と期間の欠落は別々に数えています。

3サービスとも、全ページで明らかな文字の重なりは認めませんでした。

白・濃紺の指定に対して、Gammaは黄・緑のアクセント、イルシルは青緑も使用していました。

提出前に直す文章の例を見る

以下は検証者が整理した修正例で、サービスが修正に成功した出力ではありません。

AIが作った文章について、提出前に直す箇所と修正例をまとめました。

  • 課題:「料金ページが見つけにくい」「問い合わせフォームの入力項目が多い」と明記します。

    未提供の離脱状況や原因を、実測した事実のように書きません。

  • 費用・期間:「予算上限は税込50万円。

    作業範囲の合意後に正式見積もりを提出します」「制作期間の目安は、必要な文章と画像をすべて受け取ってから8週間です」とします。

  • 効果:「公開前後の料金ページへの到達数と問い合わせ完了数を、計測条件をそろえて比べます。

    結果は保証しません」とします。

    Gammaの「外部要因による数値結果の保証はいたしません」という文も、保証しない対象を限定しない書き方に直します。

  • 今回の判断:「改善方針に合意いただけるか、正式見積もりに進んでよいかをご判断ください」とします。

    制作着手や発注の確定は含めません。

    イルシルは追加された表紙をまとめ、3枚へ整理します。

Canvaでは原本保存後にAIへの修正も2回試しました。

別デザインを作る依頼は作成エラーとなり、元のデザインを直す依頼では有料機能の案内が出ました。

今回、修正版の生成成功は確認できていません。

イルシル|日本語の業務資料を作りたい人

イルシル公式サイトの先頭画面。サービス名と主見出し、作成できるスライドの見本
入力する内容 日本語の指示文・資料のメモ
AIへ依頼できる作業 ビジネス資料の本文とデザインの生成
編集する場所 イルシルのブラウザ画面

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

イルシルは、日本語の説明を入力してビジネス資料を作るAIサービスです。

伝えたい内容から本文と見た目を作り、ブラウザ内で文章を直せます。

提案のメモを持っている人は、AIに資料へ変える作業を任せ、取引先の用語へ整えられます。

月払い・年払いの総額や無料体験の条件はイルシルの料金、無料出力や入力データの扱いの違いはイルシルとGammaの比較で確認できます。

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【イルシル】

Gamma|無料でファイル出力まで試したい人

Gamma公式サイトの先頭画面。サービス名と主見出し、作成できるスライドの見本
入力する内容 文章・手元のファイル
作る資料 カード形式のプレゼン資料
仕上げる方法 ブラウザで編集し、ファイル出力またはリンク共有

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Gammaは、AIで作った資料をファイルへ出力し、別のソフトで仕上げられるサービスです。

文章やファイルをもとに、「カード」と呼ばれるページを生成します。

ブラウザのリンクで共有する方法もあり、資料を見せる相手に合わせて渡し方を選べます。

出典:Gammaの料金とプラン、Gammaの出力条件

Gammaの公式サイトを見る

Canva|画像や配色を自分で整えたい人

Canva公式サイトのロゴ・主見出しとサービス紹介画面
画像の出典:Canva公式サイト(2026年10月19日撮影)
入力する内容 テーマ・文章
AIへ依頼できる作業 スライドの構成・本文・デザインの生成
仕上げる方法 Canvaの画面で文字・画像・配色を調整

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Canvaは、AI生成と素材の手動編集を同じ画面で進められるデザインツールです。

スライド用のテンプレートを使い、写真、図形、配色を自分で選んで調整できます。

AIが作った文章を残しながら、ブランドの色や紹介する商品の画像を入れる使い方ができます。

出典:CanvaのAIスライド作成、Canva AIの利用枠

Canvaの公式サイトを見る

Gemini|Googleスライドで仕上げたい人

Gemini Canvas公式サイトのロゴ・主見出しとサービス紹介画面
画像の出典:Gemini Canvas公式サイト(2026年10月19日撮影)
入力する内容 Canvasへ入力する指示文
AIへ依頼できる作業 プレゼンテーションの生成
仕上げる方法 CanvasからGoogleスライドへ出力し、文字や配置を編集

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Geminiは、Canvasで生成した資料をGoogleスライドへ渡せるAIです。

Canvasは、Geminiの中で文書や資料を作り、編集する画面です。

スライド一式を作ったあと、Googleスライドへ移して文字や配置を仕上げられます。

普段Googleスライドのリンクで資料を共有し、共同編集している人は、同じソフトで作業を続けられます。

Google Workspace内で使うGeminiとは、利用する画面と契約条件が異なります。

出典:Gemini Canvasの利用方法、Google AIのプラン、Googleスライドの形式を変えて保存する方法

Geminiの公式サイトを見る

Copilot|PowerPointで作業を続けたい人

Microsoft Copilot公式サイトのロゴ・主見出しとサービス紹介画面
画像の出典:Microsoft Copilot公式サイト(2026年10月19日撮影)

Copilot in PowerPointの基本情報

入力する内容 PowerPoint内Copilotへ入力する指示文・参照するWord文書(利用できる機能は契約・アカウント・展開状況による)
AIへ依頼できる作業 プレゼンテーションの下書きの作成
編集する場所 PowerPointの編集画面

公式ページの記載(2026年10月19日確認)
出典:PowerPoint内Copilotの機能と利用条件(2026-10-19確認)

Copilotでは、PowerPointを開いたままAIへ資料の作成を依頼できます。

作成したスライドを同じPowerPoint画面で編集でき、別サービスからファイルを移す作業を省けます。

新しいプレゼン資料の作成や、Word文書を使った下書きに利用できます。

取引先とPowerPointファイルを受け渡す仕事では、いつもの保存・編集の流れで仕上げられます。

出典:個人向けCopilotの機能、Microsoft 365の個人向けプラン、Microsoftの販売条件

Copilotの公式サイトを見る

Genspark|調べた情報から資料を作りたい人

Genspark公式サイトのAIスライド作成ツールのページ。テーマを入力して資料を作る入力欄

入力する内容 テーマ・目的を伝える指示文
AIへ依頼できる作業 テーマの調査・構成・スライドの生成
仕上げる方法 ブラウザ内で文章と配置を修正

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Gensparkは、テーマの調査から構成・スライドの生成までAIへ依頼できるサービスです。

生成したページは、ブラウザ内で文章や配置を編集できます。

構成を先に見て修正するGuide Modeと、スライドを直接生成する作り方があります。

出典:Genspark AI Slidesの機能と出力、Gensparkの料金、Gensparkの対応言語

Gensparkの公式サイトを見る

Manus|手元の文書から資料を作りたい人

Manus公式サイトのAIプレゼンテーション作成ツールのページ。ファイルのアップロード欄と「作成を開始」ボタン

入力する内容 文書・データ
AIへ依頼できる作業 プレゼン資料・話者ノートの作成
仕上げる方法 会話で資料の内容を修正

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Manusは、文書やデータを使ってAIにスライド作成を依頼できるサービスです。

手元の文書をもとに下書きを作り、会話で内容を修正できます。

発表のときに話す内容を記す話者ノートも作成対象です。

出典:Manusのプレゼン資料作成、Manusの料金と無料枠、日本語を含むNano Banana Proの機能と対象プラン

Manusの公式サイトを見る

Plus AI|既存のスライドをAIで直したい人

Plus AI公式サイト。PowerPointとGoogleスライドで使うAIサービスの案内

入力する内容 指示文・既存のスライド
AIへ依頼できる作業 新規作成・文章の書き換え・レイアウトの変更
編集する場所 PowerPoint・Googleスライド

公式ページの記載(2026年10月9日確認)

Plus AIは、PowerPointやGoogleスライドに追加して使うAI資料作成サービスです。

新規作成だけでなく、既存スライドの文章を書き換えたり、レイアウトを変えたりできます。

言語を指定して生成・編集・翻訳する機能もあります。

過去の提案資料を別の案件向けに直す人は、使い慣れたソフトの中で変更を進められます。

出典:Plus AIの料金と試用条件、Plus AIの言語指定

Plus AIの公式サイトを見る

AIスライド作成のメリット

AIには、構成と本文の下書き、レイアウトの案、相手に合わせた文章の修正を依頼できます。

  1. 構成と本文がある状態で作業を始められる
  2. 配色や文字の配置をまとめて整えられる
  3. 同じ資料を別の相手向けに直せる

構成と本文がある状態で作業を始められる

AIでスライド一式を生成すると、見出しと本文が入った下書きから編集できます。

白紙のページへ文章を一つずつ入れる代わりに、説明を残すか、書き直すかを判断できます。

必要な項目がそろった初稿なら、作る人は資料の結論と説明の順番を直す作業から始められます。

配色や文字の配置をまとめて整えられる

デザイン生成機能のあるAIなら、本文に合わせたレイアウトも作れます。

各ページの配色や見出しの位置を、人が一枚ずつ考える前に見た目の案を作れます。

文字量に合わせて配置を直す機能があれば、文章の追加後もレイアウトを調整できます。

同じ資料を別の相手向けに直せる

文章を書き換えるAI機能があれば、手持ちの資料を別の相手へ説明する内容に直せます。

たとえば、専門担当者向けの提案資料を店舗オーナー向けに直すとき、用語に説明を加えられます。

翻訳に対応するAIでは、資料の言語を変える作業も依頼できます。

残したい結論と変えたい表現を指定すれば、資料全体を新しく作る代わりに修正から進められます。

AIスライド作成の手順

AIスライド作成は、相手と目的を伝え、初稿を作り、人が仕上げる流れで進められます。

  1. 目的と相手を指定して内容を入力する
  2. 入力した条件でスライドの初稿を作る
  3. 文章と配置を直してから資料を出力する

目的と相手を指定して内容を入力する

AIへの指示文には、説明する相手、資料の目的、必要な内容を入れましょう。

指示文はプロンプトとも呼ばれ、AIが生成する内容を決める入力です。

枚数と各ページの役割まで伝えると、出来上がった初稿と依頼した内容を照合できます。

たとえば、SEO(検索からの集客を増やす方法)支援の提案なら、AIへ次のように入力できます。

AIへの指示文の例

対象は地域の店舗オーナーです。

SEO支援の提案資料を5枚で作成してください。

目的は改善施策の説明です。

構成は現状・課題・施策・進め方・次の相談です。

数値は添付した集計だけを使用し、不明な数字は作らないでください。

日本語で、1枚1テーマ、本文は短い箇条書きにしてください。

入力した条件でスライドの初稿を作る

AIへ入力した条件を使って、スライドの初稿を作れます。

生成前に構成案を見られるサービスでは、目的と違う見出しを直してから生成しましょう。

直接生成するサービスでは、初稿の説明順と枚数が指定と違う箇所を直してください。

抜けた項目や長すぎる説明があれば、AIへの追加指示か手動編集で直せます。

イルシルで登録から生成・編集まで進める操作は、イルシルの使い方で実際の画面とともに紹介しています。

文章と配置を直してから資料を出力する

AIの初稿は、文章と配置を仕上げてから、相手が受け取る形式で出力しましょう。

見出しだけで主張が伝わるか、本文の文字が収まるか、図や画像が説明と合うかを見直してください。

ファイルで渡す場合は、出力後にPowerPointなど相手のソフトでも開き、改行と配置を照合しましょう。

リンクで共有する場合は、相手が閲覧できる公開範囲にして渡してください。

AIスライド作成の注意点

AIで作った資料を納品する前には、情報の正しさ、入力してよい情報、素材の権利を確認する必要があります。

  1. 数字や出典は元の資料と照合する
  2. 顧客情報を入れる前に利用条件を確かめる
  3. 画像やテンプレートの利用権を確かめる
  4. 無料試用の終了前に継続契約を判断する

数字や出典は元の資料と照合する

AIが資料に入れた数字と出典は、使う人が元の資料へ戻って照合してください。

AIが入力したデータを転記できても、計算や数値から導く結論まで正しいとは限りません。

たとえば、広告費と問い合わせ件数から1件あたりの費用を求める資料は、割り算をやり直しましょう。

元資料で根拠を追えない数字や引用は、そのまま納品せず、出典を補うか削る必要があります。

顧客情報を入れる前に利用条件を確かめる

取引先がAIへの入力を認め、サービスのデータ利用条件も契約に反しない場合だけ、顧客情報を入力しましょう。

資料の保存先、外部サービスへの送信、AI学習への利用は、サービスやプランによって異なります。

学習に使わない設定でも、顧客との契約で外部サービスへの入力を禁止されていれば入力できません。

許可がない氏名、連絡先、顧客固有の売上などは外し、個人や取引先を特定できない内容で試してください。

画像やテンプレートの利用権を確かめる

AI資料の画像とテンプレートは、納品先と使い方に合う利用権の範囲で使いましょう。

商用利用ができる資料でも、素材そのものを配布・販売できるとは限りません。

有料素材を含むサービスでは、選んだ画像と契約プランの条件を合わせる必要があります。

無料試用の終了前に継続契約を判断する

カードを登録する無料試用は、終了日までに契約を続けるか判断しましょう。

料金なしの無料プランと、有料プランを期間限定で試す契約は異なります。

自動課金のある試用を続けない場合は、サービスが決めた期限内に自動更新を止める必要があります。

試用中に必要な形式へ出力し、資料の修正まで終えましょう。

毎月支払う料金と使う回数から、契約を続けるか判断してください。

AIスライド作成のよくある質問

AIスライド作成のスマートフォン利用と、ChatGPTで作る方法について答えます。

スマートフォンでも資料を作れますか?

スマートフォンでも、対応するアプリや画面で資料を作れます。

AIスライド作成のモバイル利用と編集できる範囲は、次のとおりです。

サービス スマートフォンとPCの違い
Canva スマートフォン用アプリで作成・編集
Gemini Canvas モバイルからアクセス可、テキストの書式編集にはPCが必要

スマートフォンだけで完成させたい人は、書式の変更まで使えるアプリを選びましょう。

PCが必要な編集機能を使う場合は、生成と仕上げを別の端末で進める必要があります。

ChatGPTだけでもスライドを作れますか?

ChatGPTにはスライドの作成・編集機能があります。

PowerPoint用アドインを使う方法では、PowerPointも必要です。

アドイン(追加機能)では、資料の新規作成や既存スライドの修正を依頼できます。

無料プランは回数制限があり、組織契約では管理者の設定も利用条件になります。

通常のチャットで構成と本文を考える使い方とは、必要な環境が異なります。

出典:ChatGPTのPowerPoint用アドイン

まとめ:受け渡す形式に合うツールを試そう

AIスライド作成ツールは、納品形式と仕上げるソフトが決まると選びやすくなります。

ブラウザで下書きを作る方法と、既存ソフト内でAIを使う方法から、仕事に合う作り方を選べます。

無料生成ができても、ファイル出力やロゴの削除には別の条件があるため、資料を渡す工程まで含めて比べましょう。

守秘義務のない手持ちの資料で初稿を作り、取引先へ渡す形式で開いて、文章と配置を仕上げてください。

※料金・AIの利用枠・出力条件は変更される場合があります。

※素材の利用条件と無料試用の契約条件は、利用するプランに適用される内容を確認してください。